特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合

団体名特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合
代表者会長 星野 一昭
活動内容・実績 日本国際湿地保全連合(Wetlands International Japan 略称:WIJ)は、国内外の湿地の保全・再生、賢明な利用(ワイズユース)に取り組む非営利団体です。
 ラムサール条約での湿地の定義はとても広く、湿原、泥炭地、湖沼、河川、三角州、マングローブ湿地、ラグーン(潟湖)、サンゴ礁、浅い海洋域、干潟から一時的な冠水域まで含まれます。これらの湿地は水があることが特徴で、そこにはしばしば豊かで多様な生態系がはぐくまれます。
その湿地が人間生活に重要な水資源のかかせない供給の場であることを踏まえ、重要な湿地及び湿地における生物多様性の保全の推進ならびに湿地保全の普及啓発を通して地球環境の保全を図ることを目的として、主として次の事業を行っています。
(1)国内外の湿地及び湿地における生物多様性の保全に関わる調査・研究事業。
(2)国内外の湿地及び湿地における生物多様性の保全に関わる情報提供事業。
(3)国内外の湿地保全活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は技術提供等による支援事業。
(4)ホームページ、出版及び物品の提供等、湿地の重要性に関する普及啓発事業。
事務局〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町17-1 城野ビルⅡ 2階
電話:03-5614-2150
URLhttps://japan.wetlands.org/ja/
PR 日本国際湿地保全連合は、国際水禽湿地調査局(IWRB)日本委員会を前身としています。IWRB日本委員会は、湿地保全に取り組む国内のNGOの連合体として1977年に設立し、日本のラムサール条約批准を推進する母体となり、日本は1980年にラムサール条約に加盟することとなりました。こうしたNGOの多くは、現在WIJの会員団体となっており、協力が続いています。
 Wetlands International は、湿地の保全と再生に取り組む、世界的な非営利団体です。湿地は、あらゆる生命を支える水の源です。私たちは、湿地の重要性を多くの人々に知ってもらいたいと努力していますが、湿地の荒廃とその生物多様性の消失は今なお続いています。私たちのビジョン(目標)は、湿地そのものの美しさが大切にされ、湿地に支えられる生命がはぐくまれ、そこから得られる湿地の恵みを享受することが守られていく世界です。
 日本国際湿地保全連合は、Wetlands International の日本支部として、世界的に減少している湿地とその生物多様性の保全を図り、賢明な利用を促進することを目的に、主に沿岸域・陸水域での調査研究や湿地と人の関わりの事例収集、シンポジウムやイベントの開催などを行っています。