講座「微生物の力で地球を救おう!」分析結果が届きました!

2024年8月17日(土)に開催した夏休み特別講座「微生物の力で地球を救おう!」では、地球冷却微生物を探すため、東京スクエアガーデン内『京橋の丘』の土を採取しました。
このたび、講座でもご協力いただいた東北大学大学院生命科学研究科土壌微生物分野から、採取した土から放出されるN2Oの放出速度や土中の微生物の組成の分析結果がとどきました。

・土を調べてみると、通路側の土(12番~1番)からはどれもN2Oがたくさん出ていました。
・土の中の微生物を調べてみると、どの土にもいろいろな地球冷却微生物(かもしれないもの)が
いることがわかりました。

分析結果の詳細はPDFファイルをご覧ください。

『地球冷却微生物』について

N2O(一酸化二窒素)は温室効果ガスのひとつで、CO2(二酸化炭素)の約300倍の温室効果をもちます。
N2Oの主要な発生源のひとつは農地です。窒素(N)を含む肥料が多すぎて土壌中に残ってしまうと、
土壌中の微生物のはたらきによりN2Oが作られ、空気中に放出されてしまいます。
しかし、微生物の中には、このN2OをさらにN2(窒素)にするはたらきをもつものもいます。
東北大学大学院生命科学研究科土壌微生物分野では、このはたらきをもつ微生物の中でも
特に高いはたらきをもつものを『地球冷却微生物』として探す取り組みを行っています。

この取り組みに参加したい方はこちら
地球冷却微生物を探せ
https://dsoil.jp/cool-earth/lab/sib/

エイト特派員が出演!! エコノバYouTube「地球冷却微生物を探せ!」 動画はこちら
https://youtu.be/o8Lt7-zKFKE